「いっただきまーすスローフード」で南部の自然と食文化に触れた日
「早い、簡単。いつの間にか先をめざすことに慣れきっている私たちの生活を振り返り、先祖か培ってきた故郷の昔ながらの食べ物の素晴らしさを体験学習します」という主旨で行われました。ねおかんぱーにゅ南部では、お料理の提供、スローフードについてのレクチャーをいたしました。
メニューを紹介します。 ・ちまき・ヨシナとタニシの酢みそ・朝市野菜を生野菜で・鶏肉のフキ巻き・豚汁・みょうがだんご・ニシンの昆布巻き・アラメ(あられ)・ヨモギのアイスクリーム・梅寒天・えごまプリッツ・えごまプリン・レモンバームのハーブティ となりました。(→↓)
▼お料理ができるまで・・
7月3日(前日)スタッフのみなさんが集まって、ちまきづくりを手伝っていただきました。なれている人、はじめての人。それぞれ自分が教わってきた巻き方があります。
「あ〜きれちゃった」。最近はタタミ表のイグサを利用することが多くなりました。入手しやすくて作りやすいからです。今回は、昔ながらのスゲを採ってきてチャレンジ。
▼当日は野菜の仕入れから
ねおかんぱーにゅ南部の入り口には、毎週日曜日に地域の有志で作る「みずほ市」が開かれます。今回のイベントはちょうど日曜。参加者は早めに集まって、新鮮野菜を購入。野菜を作っているおばちゃんから話も聞けました。 ヨシナがありました。ヨシナはミズナともいってふきのように煮てもよし、さっとゆがいてもよし。包丁でたたくと粘りが出てとても美味しい山菜です。ていねいに皮をむいて調理しました。
みょうがだんごは、米粉をついて作ります。今回は、少し前みずほ市で仕入れた材料で、小豆の餡と茄子味噌餡の2種類を包んでみました。
ほかにもたくさんの郷土料理、地元野菜を使った料理を手づくりしました。食器としては、お皿のかわりにホウバを使い、参加者自ら青竹で箸を作っていただきました。自然にとけ込み、郷土の文化を実感しながら楽しいひとときを過ごしました。