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ホンモノはうまいよ!新井南部の スローフード&ライフ『もちつき』

この季節の家庭の味「寒餅」や、保存食のアラレを作るのにも最適な季節です!! 豊かな大地で元気に育った「おいしいもち米」をせいろでふかし、杵でつきます。昔ながらの餅つきを体験したあとは、お雑煮や、おいしい郷土料理を楽しみました。 #

▼きっかけ・・ 「田舎の味と暮らしミュージアム」を編集作業中、冬といえば寒餅でしょ「寒餅、なに?」。寒餅とは寒の時期2月の初旬までの寒の時期につく餅のことを言うそうです。流しの水も冷たさがしみわたり、ぶるぶる震えるくらい寒い季節、昔は田舎ならどの家でも杵と臼でぺったんぺったん餅をついたそうです。この時期につく餅は味も格段によく、アラレを作るのにもってこいだというのです。

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▼アラレを作ってみたい! 「スーパーなどで普通に売っているアラレとは全然違うよ。」って、田舎の人は口々に言います。そう、確かに旨い、というか違う。揚げてあってちょっと油っぽいんだけどものすごく旨いから次々と手がでるし素朴なんだけど味わいがある。よく考えればそのまま餅で食べてもうまい自分の家で作ったもち米でじっくり乾燥させてつくるわけだから違くて当たり前なんだけど、アラレはどうやって作るんだろう? 近所の食推さん(食生活改善推進委員)や区長さんに相談して「それじゃぁ、みんなでもちつきをやろう!」となりました。

▼ぺったんじゃなかった(汗) パーーーン、パーーーン!なんとも気持ちのいい音がホールに響きます。いよいよもちつき開始。お相撲さんの「気合い充分、張り手稽古中」とでも表現したらよいのか。花火はドーンじゃないように、もちつきもぺったんではなかった。迫力に圧倒されつつあっというまにもちつき終了。やはり杵つきは味が違う。木の臼が余分な水分を吸収するから?瞬間的な圧力でもち米がすりつぶされるから?それとも”気”の力でしょうか。

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▼ぞくぞくとそろった「うまいもん」 もちだけではもの足りないのでいろんなお料理も・・。お雑煮に、きなこ餅に、キャベツのカラシ和えに・・・。 材料集め。「お雑煮の具は?」「近所の豆腐やのあぶらげがおいしいよ」「ゼンマイはうちにあるから」「餅はやっぱり杵つきでしょ!」とあれよあれよのうちに決定。「え〜出汁は・・?」「うちに鶏がいるんで使っていいよ」うまいもんがぞくぞくと集まってきます。

いよいよ当日。「山取りのウド(塩漬けにしたもの)の煮物」「おから」「たくあんにみそ漬け」「粕漬け」「野沢菜カラシ漬け」「ゼンマイの煮物」「雪下大根の和え物」、どんどん天然素材が集まってテーブルいっぱいに。 ▽料理に名脇役 ここ南部では言わずとしれた鮎正宗の「毘」(にごり酒)と妙高の酒。そして、新井の逸品「かんずり」それも、「生かんずり」と「吟醸六年仕込み」素晴らしいお味です。この日並んだ大根の和え物との相性はバツグン。

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▼いよいよ「アラレ」を作る 具を混ぜた餅は袋に詰めたり伸したりしてから約1日、堅くなったところで包丁で厚さを揃えて切ります。アラレは寒の時期に作る。カビが生えずにゆっくりと上手に乾燥できるからだそうです。それからおよそ2週間。からからと完全に乾燥したアラレ。火で煎ったり、油で揚げたり。こんな感じにできました。「うまーぁい!」

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▼パソコンど素人の集いとは? そもそも今回は「パソコンど素人の集い」とのドッキング企画です。ねおかんのパソコン研修室も利用して、インターネットで情報発進している「田舎の味と暮らしミュージアム」の編集と絡ませ、デジタルカメラ写真の撮影方法や加工のしかた。プリントのしかた。などを体験しました。当日デジカメを持って集まった人の作品は250枚にもなりました。この日作ったきなこ餅は、7キロほど離れたメイン会場までケータリングしたんです。お昼に居合わせた参加者のみなさんはラッキーでした。 # # #


《今回のイベントの募集要項です》 ■日時;3月13日(日曜日) 10時〜お昼頃  ■場所;ねおかんぱーにゅ南部 ■参加費;大人1,000円 中学生以下の子ども300円※「お料理班」・「取材班」・「食べる専門」に分かれて活動します※ お餅のおみやげ、アラレご希望の方は事前にお知らせください。別途ご注文承ります※ 参加費、おみやげ代は当日精算となります※ 3月7日までに裏面の必要事項をfax,メール,お電話のいずれかでお申し込みください 午後のオプション企画 ● 同時開催 【初心者のデジカメ写真教室】 『ビックリ!かんたん!おもしろい!写真プリントのコツ』 ■時間;13時〜15時(終了予定) 「デジカメを使った撮影の仕方」「パソコンを使っての加工処理」「フォト紙を使った高品質な印刷、ポストカード作り」を体験します。「インターネットを使ったお店プリントの方法」のアドバイスも。 「デジカメは持っているけどどうやって印刷したらいいか解らない」「もっときれいに印刷する方法は?」そんな方におすすめです。講師は、デジタルフォトデザイナー、IT講師などを予定しています ■参加費;300円 ※プリント代を含みます ※もちつきから参加される方は上記参加費はいりません お問い合わせ、お申し込み;ねおかんぱーにゅ南部 電話 0255-75-3941

 

murachef (2012年4月 7日 12:14)